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ゆく年くる年@鳳凰山 中編

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朝4時半に目を覚まします。ゴソゴソと寝袋から顔を出すと、トータスは爆睡中。起きる気配はありません。腕時計に付いている温度計で確認すると、部屋の温度は-6℃と表示されています。

寒いし 眠いし…

(寝起きで回転の鈍った頭で考えます)

オイラ、どこで何してるんだっけ? ← 南御室小屋の中です。
ああ そうそう

今年は、ゆっくり寝正月だったよね?

寝袋の中にスッポリと潜り込み、二度寝開始


再び目を覚ますと、時計は6時半を指しています。トータスも起き出しました。しばらくボケ~っとします。久々によく寝た気がします。寝袋とエアマットをたたんで、居間に置いていたザックにしまいます。

朝ごはんに凍りついたおにぎりをモグモグ。食料も寝袋の中に入れておけばよかったなぁ…などと、ポケ~っと考えます。外の様子は、さっぱり分かりません。

トイレにでも行くかぁ

小屋の中の小用トイレから出て、窓の外を眺めます。
とっても明るい陽が射している気がします。

あれ~? そういや吹雪は?

外に出てみると

1ガッツリ晴れとりますなー

ん~ すがすがしい朝ですなー!
やっぱりオイラ、晴れオトコなんですよ!
太陽はオイラを見守ってくれてるんですよ!
いや~ よかったよかった!
この天気なら山頂に行け…

って、ちょっと待てよ?

初日の出、忘れてたー!!

小屋に戻ると、トータスが寝袋をたたんでいます。靴擦れの状態を聞き、新しい絆創膏を渡します。初日の出は昇ってしまったけど、山頂まで行くか聞いてみます。「もちろん行くよ」との返事。

初日の出は見逃しているので急ぐ理由はありません。お湯を沸かして、コーヒーブレイク。小屋のご主人が、どこか外部と無線か何かで話しているのが聞こえます。

「現在の気温 -14℃…」

時計を見ると8時を過ぎています。そろそろ行くかなぁ…と、サブザックにワカンと行動食用のあんドーナツを放り込みます。小屋のご主人に、荷物を置いて上に行ってもよいか聞くと

「いいよ。ゆっくり行っといで~」

2さて行きますかー

すでに団体さんが登っているので、トレースはしっかりとついています。ワカンの出番はなさそうです。

樹林帯の中をゆるゆると登っていきます。

3どんな景色が待っているのか ワクワク♪

木々の隙間から、チラッと山並みが見えます。

4天気は上々♪

昨夜の雪で、一面真っ白。トータスも「スゲーなー いいなー」と、はしゃぎながら登っていきます。

5トータスも元気!w

空を見上げると、目がおかしくなったのかと思うくらいの青空。
「フォトショップでレタッチしたみたいだねw」と、笑います。

6一切の補正なし画像ですw

薬師岳に登った団体さんやテント組の方たちが続々と下りてきます。皆さん、初日の出を堪能されたのでしょうか?オイラたちは…

でもいいんです!

こんなに青空!
こんなにステキなお正月!!

今年もきっときっとたくさん太陽が微笑んでくれるはず♪
本日の脳内BGMは、MONKEY MAJIKの「空はまるで」

7空はまるで 君のように
青く澄んで どこまでも

8やがて僕ら描き出した
明日へと走り出す

9確かなことなど何も
誰にもわからないから

年明けから幸先のよいスタートです。今年はどれくらいお山歩できるのでしょうか。時間の許す限り、たくさんの山に会いに行きたいなぁ。

10_2今年は、どんなことが起こるだろう

鳳凰から南アルプスの山並みを眺めてみたかったのですが、分厚い雲が渦巻いています。ちょっと残念。

11これはこれで カッコいいですけどね♪

薬師岳小屋の方へと進みます。
足元を見ると、雪の土筆がニョキニョキと♪

12かわいいですねw

ちょっと下って、薬師岳小屋を過ぎると緩やかな登り返し。
風は強いけれど、気持ちのよい稜線歩きが続きます。

13トータスも楽しそうです

広々とした薬師岳の山頂に到着します。
山頂にはオイラたち以外、誰もいません。

フフフ…

計算通り 山頂独占!! щ(゚Д゚щ)

(寝坊したわけじゃないんだ!と言い張りながら)

とりあえず今年も

14ゆく年くる年 絶好調!!

見上げると青空ですが、周囲は見渡す限り、分厚い雲に覆われています。トータスが言います。

「スゲー雲だなぁ」

ん? 問題ないない
晴れオトコの周りは青空っしょw

コーヒーを飲んで、ノンビリします。観音岳の方を眺めると、雲がグワ~っと迫ってきているのが見えます。

15雲がまるで津波のようです

しばらくすると、昨夜、南御室小屋でご一緒だったグループが観音岳の方から下りてきました。観音岳までどのような感じか聞いてみると、今ならトレースもあるし片道45分くらいで行けるよとのこと。

南御室の方へ戻っていくその方たちを見送ったあと、トータスに言います。

おっし!観音岳まで行くか!

「オレは行かない。今からあそこまで行って、足を使っちゃうと日没までに夜叉神に戻れる自信ないからさ。」

そっかぁ
んじゃ 帰ろっか!

「んにゃ、行ってきなよ。tabibito独りなら、観音岳まで30分かからないで行けるでしょ?観音岳の写真撮ってきてよ。」

トータスは?

「このまま南御室小屋に戻るよ。先に夜叉神の方に下山してるからさ。追いつけるでしょ?」

りょうかーい!んじゃ、行ってくるね♪
休憩しながら、ゆっくり歩いててね

16行ってきま~す!

後編に続く

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コメント

こんにちはー
前編・中編 楽しく拝見しました。
晴れ男の本領発揮でしたね。晴れてよかったですね~
続きも楽しみにしてます!

はじめまして~^^

な~んと、同じ日に鳳凰に行ってましたよ~ん^^v
我らはテント泊でしたが・・・0^^0
小屋はあったかだったやろうなぁ・・・^^

でも、朝一に出たので、素晴しいご来光も見る事ができました・・・^^
ちょこっとラッセルでしたが。。。

この年越しは、鳳凰がきっと正解だったでしょうね~0^^0
でも、気温は昨年より低かった・・・?(昨年は、白峰三山縦走してたけど・・・)

また、お邪魔します・・・これからもよろしくお願い致します^^v

> mimiさん

ホント、晴れてよかったですw

冬の鳳凰山、すごくいい山でした♪
休みがもらえたら、また行きたいです!

> みいさん

はじめまして!コメントありがとうございます。

ブログ拝見しました。写真を見て、「あー!」って思いましたw
またどこかの山でお会いできたら、宜しくお願いします!

雪の木の写真がとってもきれいですね!
空が青くて 白い木が映えますね^^ステキー

> ケコリさん

こういうのを見ちゃうと、雪山やめられなく
なっちゃうんですよねぇw

時間が許せば、またどこかの雪山に行きたいです!

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