中編はこちら
トータスと別れ、薬師岳から先は一人旅。
観音岳に向かって、サクサクと歩きます。
風が強い~!
グングンと観音岳に雲が迫ってきます。
オイラが着くまで待っててね~♪
雲さん!ちょっと待ってぇw
スタコラサッサと行こうと思ってはいるのですが、ついつい足を止めて景色を眺めてしまいます。風に吹き上げられた粉雪が青空に舞い散る様子は、何ともいい感じ♪
凍りついた木もカッチョイ~
ノンビリしている時間はありません。
ガスに巻かれる前に山頂まで行かなくちゃ!
トットコトットコ歩きます
でも、ついつい足を止めてしまいます。
白い葉っぱがキレイです♪
写真を撮りながら、ボケ~っと景色を眺めていると、右から左から雲が迫ってきます。
おっとっと!
もうちょい待っておくんなまし~
雲の流れが速い速い
それにしても、風が冷たいぃぃ
足を滑らせないようにサクサクと♪
観音岳まで、あと一息。
山頂は、まだガスガスにはなっていません。
間に合うかなー?
見上げれば、抜けるような青空。
周囲を見渡すと分厚い雲・雲・雲!
雲と青空のサンドイッチ。
雲ひとつない快晴が好きですが、これはこれで趣があります。
青空が天の川みたい♪
何人かの人とすれ違います。
今日の挨拶は「こんにちはー!」ではないですね。
「明けまして おめでとうございま~す♪」
到着~♪
広々とした薬師岳と違って、観音岳の山頂は狭いです。
誰一人いない山頂をウロウロします。
フッフッフ
観音岳でも山頂独占!
元旦の鳳凰山を独り占めですよ!!
寂しいよぉ (T_T)
山頂から山並みを眺めたくても、雲に阻まれ遠くまでは見渡せません。
う~ん 残念…
あんドーナツを食べながら景色を眺めること15分。
時計をチロリと見ます。
う~ん まだ時間に余裕あるなぁ
地蔵岳まで行っちまおうか?
地蔵岳方面のトレースは見当たりませんが、行ってみたい誘惑に駆られます…が
人のいる気配なし
ものすごい勢いで、曇っていきます。どんどん視界不良になっていくのが、ここからでもよく分かります。
や~めた!
行っても楽しくなさそ~
これ以上、山頂にいても景色はよくなりそうにありません。
雲はグングン発達して、すぐそこまで迫っています。
帰ろ~っと♪
先ほど歩いてきた薬師岳からの道を振り返ります。
ギリギリのところで雲が止まっているようです。
オイラの歩く道だけが晴れているかのような気がしてきます。
メチャメチャ自己中心的ですねw
登る前に望んでいた景色は見れなかったけど
でもでも
鳳凰山 ありがとー
バイバイ 鳳凰山
さてさて、トータスを追いかけなくてはなりません。
サクサク下山開始です。
薬師岳にいた時に、あとから登ってこられた方と途中ですれ違ったので、少しおしゃべり。
「後ろから見てたけど、速いねぇ。今から地蔵まで行っても戻ってこれるんじゃないの?」
迷ったんですけど、スゴいガスだったので…
先に下山してる友達(トータス)にも追いつかないとですし
「今から?!相当先まで行っちゃってるんじゃないの?」
ゆっくり歩いているはずなんで、大丈夫です!
「去年の年越しもこの山に来たんだけど、地蔵まで行けなくてねぇ。今年こそと思ってたんだけどねぇ。どうかなぁ…」
別れを告げ、少し進んだところで振り返ると観音岳も完全にガスに包まれてしまっています。あの方は、視界不良の中、地蔵岳に向かったのでしょうか…
薬師岳の手前で、ちょっと寄り道。小高くなったところから薬師岳の山頂を眺めたりと、ウロウロ。
平らですねー
凍りついた木々の枝を眺めます。
どんなに凍りついても、春には芽を出すのでしょう。
強いなぁ。
オイラも強くなりたいなぁ
アイタタ…
薬師岳小屋を過ぎた辺りで左足首に鋭い痛み。去年の赤岳で捻挫して以来、ちっとも治らないオイラの足首。
今回は足首の調子がいいなと思っていたのですが、やっぱりきてしまいました。今朝の晴天に浮かれて、湿布をするのを忘れていたことを思い出します。
地蔵岳まで行かなくてよかったぁ…
小屋に戻れば、ザックの中に湿布があります。痛みを我慢して下りていきます。
南御室小屋に戻ると、テント組の方が数名いるだけで他には誰もいません。皆さん、とっくに下山したのでしょう。
湿布を出そうと、ザックの中をゴソゴソ…
しまったぁぁ!
湿布はトータスが持ってるんだった!
出発前に湿布を切らしていたので、トータスに買って来てもらっていたことを思い出します。ないものは仕方ありません。支度を済ませ、残りのあんドーナツを口に放り込んで下山開始です。
トータスはどこだ~
ここにもいない~
足の痛みでスピードは出ませんが、ノンビリ休憩しながら歩いてくれているのなら、そろそろ追いついてもいいはず…
諦め気味に景色を眺めてみたり…
こんな時のためのトランシーバーを忘れたことが悔やまれます。
繋がるか分かりませんが
トボトボ歩いていると
「tabibito~!」
どこからか声が聞こえます。キョロキョロ見回すと
いたー!
「もっと早く追いつくと思ったのに、ずいぶん時間かかったなー」
いや また足痛くなっちゃって
湿布はトータスが持ってたから…
「あ~ そっか!
南御室から休憩しないで歩いてたんだけどさー。
追いついてこねーなって」
オイラの空耳でしょうか。
トータスが何を言っているのか理解不能です。
「杖立峠で30分くらい待ってみたけど来ないから、こりゃ地蔵岳まで行ったなと思ったよ」
一応、途中で待ってくれてはいたようですw
とにかく追いついてよかった!
夜叉神峠小屋のベンチでコーヒーブレイク。
ここまで下りてしまえば、あとは楽チンです♪
登山口からは車道を行かずにノンビリと旧道を歩きます。
市営南アルプス温泉ロッジに立ち寄り、温泉に♪
生き返るぅぅ!
帰り際、温泉ロッジのスタッフの方に声をかけられ立ち話。
いろいろと鳳凰山のお話を伺うこともできました。
楽しかったぁ!
半年振りのお泊まり山歩。
今回もタップリ楽しむことができました♪
いつかまた、鳳凰山に遊びに行きます!!

































































山頂がチョコンと見えています



























バイバイ高尾山





























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