雨ニモマケズ@燧ケ岳
10月になれば、紅葉も始まってるかなーと、トータスとどこをお山歩するか相談します。久しぶりに尾瀬を歩いてみたくなり、行き先を燧ケ岳に決定します。東武鉄道の尾瀬夜行23:55の切符を購入したあと、天気予報が雨であることを知ります。
今年は、9月までで20回ほどお山歩していますが、天候不順だったのは、たしか2回くらい(2回とも吹雪)。晴れ率約9割の実績を誇るオイラは、トータスに自信満々に言いました。
天気予報なんて関係ねー!オイラが行けば晴れる!
夜行列車とバスを乗り継ぎ、登山口のある御池に着くと…
ザザ降りw
みなさん着替えてますね
ちーとも雨の止む気配がないため、諦めてレインウェアを着ることにします。何人かが出発していくのを見守りながら、チョコデニッシュをもぐもぐ食べて、カロリー摂取。いざ出発です♪

さて行きますかー
雨の中、テクテクと歩きます。地面はドロドロのぬかるみです。テンションが↓↓になりそうになりますが、チョイチョイと色付いてきている葉っぱを見ると、やはりウキウキしてきます。
もう秋ですねー

いたるところで色付き始めてます
普段は鈍行列車を乗り継ぎながら、ろくに寝ないで登山口へと向かうのですが、今回は夜行列車でピュ~っと行けたため、3時間くらいは寝ることができたオイラ。雨でテンションは下がっているとはいえ、カラダの方はかなり好調。サクサクサクサク登っていきます。
振り返ると…
トータスがいない
トータスとしゃべりながら歩いていたつもりだったのに、全部独り言になっていたようですw
平坦な木道をスタスタと歩きます。草紅葉がいい感じです。「尾瀬って感じがするなー」と、トータスもやや元気を取り戻します。
人がいる気配なし
雨も風もどんどん強くなる一方。歩けど歩けど、人っ子一人出会いません。
広沢田代に着いても…

誰もいない
見渡す限りオイラとトータス以外、誰もいません。天気は悪いけど、何だか得した気分になってくるから不思議です。草紅葉を思う存分愛でることもできるし。人がたくさんいたらできないしw
きれいだなー
どこまで歩いても人っ子一人いません。

やはり誰もいない
熊沢田代が見えてきますが、ここまで誰一人として会っていません。

無人の野を行く、オイラとトータス
さすがにこれだけ人に会わないと、誰かと挨拶を交わしたくなってきます。
…と、その時、向かい側から人が歩いてくるのが見えてきます。
これは元気良く挨拶せねばなりますまい!
こん…ぉゎぁあ!
挨拶を交わす前にツルリン!と木道で足を滑らせ、仰向けになるオイラ。どうやら勢いがよすぎたようです。メチャ恥ずかしかったw
ガスに包まれ、全く展望のない道を登るオイラとトータス。俎嵓まであと少し。
やっぱり人がいない
全然周りが見えないけど、そろそろ俎嵓?というところで、ガヤガヤと人の声が。見ると、10人ほどの団体さん。
こんちにはー!と声をかけると、先頭のリーダーらしいおじいさんが
「おお!やっと人に会えた!」
この状況だと考えることは、やっぱり同じかw
足元を見るとニョキッとキノコ。

うまそー
このキノコが、マリオの1UPキノコである可能性を説くオイラ。
これを食べたら、登山口からやり直せる!とか…どう?
「全く意味ねー!w」
頂上も近くなり、いつものアホ話に乗ってくれるトータス。だいぶ元気が出てきたようですw
俎嵓に着くと、スゴい風。顔に当たる雨が痛い!
当然、展望などありません。さっさと柴安嵓に向かいます。
道中、柴安嵓から下りてきた数人とすれ違います。こんな天気でも頂上付近は、やっぱり人がいるんだなーw
柴安嵓に着きますが、雨はドバドバ、風はゴーゴー。視界不良で何も見えない。いいことなんて、な~んにもないのに、この状況が楽しくなってきちゃうのは何でだろ?w
カモン 太陽!
さっさと俎嵓に戻ります。岩陰で風をしのぎながら、アンパンをもぐもぐ。雨はしのげてないw
当初の計画では、ナデッ窪を通って、尾瀬沼を散策。沼山峠まで出る予定。時間にも余裕があります。
が!この天候では、尾瀬沼の方に行ったところで楽しくなさそうな気がしてきます。しばし悩みましたが、御池に戻ることにします。
晴れた日にまた来ればいいしね。
さて、下りますかね~ と立ち上がったところで「すみませーん!」と、どこからか声が聞こえてきます。
振り返ると、女性二人組み(50歳前後?)が風雨にさらされ、必死になりながらオイラたちを呼んでいます。視界が全くないため、自分たちの進むべき方向を見失ってしまったようです。
「見晴新道を下りたい」という二人。オイラが説明するため地図を取り出そうとすると、「地図なら持ってます!」
その時、お二人がザックからゴソゴソと取り出したものを記憶にある限り、リアルに再現したのがこれ↓↓
山でこれを地図とは言わないと思う
この雨と風では危ないですし、一緒に御池まで戻りませんか?と言いたかったのですが、聞き入れてもらえそうもありません。柴安嵓への道を教え、気を付けて下さいと見送ったのですが、未だにあの二人がちゃんと下山できたのか、気になって仕方がありません…
俎嵓から御池へと、サクサクと下っていきます。写真もパシャパシャ撮りまくります。
「ずっと気になってたんだけどさ…」トータスが声をかけてきました。
「カメラがありえないくらいズブ濡れだけど、大丈夫?」
平気平気!ニコンは強い子だと信じてるから!
ん?
シャッターが切れないような…
あれれ?
電源も入らな…
オイラの でじたる一眼 昇天!!
最後に、トータスが下山後、会津高原尾瀬口駅のロータリーで撮影した尾瀬の空模様をお届けして、このレポを〆たいと思います…
(動かなくなったカメラを抱きしめながら)

下山後に晴れる秋の空…



こんにちは~!
いやー めっちゃおもろいですね!一気に読んでしまいました。
なーーんて。。。雨&カメラ昇天・・・ なのにおもろいなんて失礼かも
しれませんが楽しく読ませていただきました。
草紅葉がとてもキレイです。
次は晴れの日にいけるといいですね。
投稿: mimi@仕事 | 2007年10月13日 (土) 13:52
> mimiさん
私は、超お気楽な性格なので、カメラ昇天くらいのことで
凹んだりしません!w
次回のお山歩では、ぜひとも青空が見たいものです。
投稿: tabibito | 2007年10月14日 (日) 21:33
こんにちは、はじめまして~。
晴れ男さんは雨の中でも、楽しそうですね(笑)。天に召されたカメラちゃんは甦りましたか?
約1週後に燧ケ岳に行きましたよ。私はどちらかというと雨女(-1.5くらい?)ですが、快晴でした。代わりに人がとても多くて、山歩きでこんなにたくさんの人を見たのは久しぶり。。。尾瀬は山じゃなくて都会だ、と思ってしまいましたよ。
投稿: ちかり | 2007年10月18日 (木) 17:30
> ちかりさん
はじめまして こんにちはー
カメラ本体は息を吹き返しました!
レンズはダメになってしまったので買い換えましたけど…
実は翌週、燧ケ岳リベンジしに行くつもりだったんです。
が!思いっきり寝坊してしまって行けずじまいw
快晴だったんですね…うらやましいです!
投稿: tabibito | 2007年10月19日 (金) 12:18